今回は自宅で出来る守備力アップするハンドリング練習方法を紹介します。
小学生はコツさえ掴めばすぐにグラブの使い方を覚えます。まだグラブ捌きがよくわかっていない選手や練習方法を知らない選手向けに参考にして頂きたいです。
紹介する練習方法を毎日少しの時間でもいいので3ヶ月やれば格段にグラブの使い方が上手くなり、子供の守備力は上達しますので是非参考にして下さい。
Contents
グラブのハンドリング練習
ハンドリングというのはグラブの使い方のことです。来たボールに対してどうグラブを出せば捕りやすいかなど考えて、グラブの向きなどを体で覚えていく練習です。
当て捕り練習
まずはこの動画をご覧ください。
⬇︎⬇︎⬇︎当て捕り動画
いわゆる『当て捕り』と言われる捕り方です。
来たボールに対してグラブで掴んで捕らず、グラブの面(中指と薬指の下)にボールを当てて勢いを吸収し投げる方の手で捕る捕り方です。
主に内野手が送球まで早く握り替えを行うためにする捕り方です。
コツとして、グラブの面は正面に向けないで少し下を向けます。正面から来たボールをグラブの面に当て下に落とす練習です。
慣れてきたらグラブに当たった瞬間に投げる方の手でボールを掴んでください。
この練習をすることによって実際にノックやゴロを捕る時にグラブの無駄な動きがなくなり、スムーズに処理出来て安定性が増します。
動画では膝をついていますが、これは立って行うとボールが落ちた時、床が痛んでしまうので膝をついてやっているだけです。柔らかいボールなどで行う場合は立って練習する方が膝も使えて良いです。
ハンドリング練習
次の練習は膝をつきます。
こちらもまずは動画をご覧ください。
⬇︎⬇︎⬇︎ハンドリング動画
こちらの練習はショートバウンドで捕ります。グラブでボールを掴むタイミングを覚えることが出来て、グラブを出す時の無駄な動きもなくなることがメリットです。
逆シングルの捕球が苦手な子供もいます。この練習で逆シングルで捕る感覚をつかみましょう。
ハンドリング練習のコツ
ハンドリングのコツは3つあります。
①腕の力を抜く
腕の力を抜くことが大切です。
特に手首・肘・肩の関節が固まらないように意識してみましょう。力を抜くことで腕を柔らかく使うことが出来ます。
②グラブの中の手をパーにする
グラブの中の手はパーにしてグラブを開いておきましょう。パーにすることで指先にまで意識が行きます。
パーにすることで捕球する際にグラブの反応が良くなります。
③ボールと一緒に見える位置にグラブを置く
必ず目の先にはグラブとボールが見えることが大切です。
どちらかが見えなければミスする可能性がありますので、必ずグラブはボールと一緒に見える位置に置きましょう。
守備上達したい方向けのおすすめ教材
グラブマネジメント~守備力向上プログラム~ フルセット【CBUN01SDF】
まとめ
守備上達のための自宅で出来る練習法をご紹介しました。
足の使い方やバウンドの合わせ方などの練習は、なかなか家では難しいですがこういったハンドリングの練習は出来ますので、1日15分くらいでもいいので毎日続けて練習してみてください。
3ヶ月もやれば、見違えるようなグラブの使い方が出来てきます。是非参考にしてみてください。
今後は公園やグランドでの守備上達法も書いていきますので、よろしくお願いします。