少年野球向けオススメの指導方法/魔法の言葉「3つのポイント」

皆さんこんにちは

今回は小学生に指導する時のおすすめの指導方法をご紹介します。

もちろん紹介する方法以外にも色々な指導方法はありますので、一つの方法として読んで頂ければ幸いです。

野球未経験のお父さんお母さんでも簡単に出来る方法も紹介しますので是非参考にしてみてください。

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子供が理解出来ない指導方法

小学生の子供に野球を教えていてなかなか上手く思うように出来ないことってよくありますよね。

しかし教えても出来ないのは子供が悪いのではないのです。

理解出来るように教えることが出来ていないだけなのです。

よくある子供が理解出来ていない指導法を紹介します。

教え過ぎている指導

話しているうちに指導者が熱くなってしまって1から10までずっと話している長いだけの指導を見たことないでしょうか。

例えばバッティングについて『バットの握りはこうやって...』から始まり『下半身はこう動かして...』『構えからトップまでこうやってヘッドはこう倒して...』『フォローはこうして』と身振り手振り。

教え過ぎている指導は、終わる頃にははじめに教えたことは頭に残っていません

大人でも長いとメモでもとらない限り全て覚えれないですよね。

一度に教え過ぎても全ては理解出来ていないので注意しましょう。

状態を伝えるだけの指導

子供の状態を伝えているだけの指導です。

例えばキャッチボールの時に『肘が下がってる』や『リリースが早過ぎる』など見たままを伝えるだけの指導です。

子供はそれを言われてもどういう原因でそうなっているのか、どうやって体を使えばいいのか理解出来ていないです。

出来ていないことを伝えるのではなく原因対応策を教えてあげることが大切です。

感覚的な指導

これは野球では良くあります。

バッティングの指導では、ボールを打つ時に『潰すように打つ』とか『内からバットを出す』といった言葉です。

経験者ならなんとなく感覚はわかりますよね。

でも小学生にはこの感覚はわかりません。

なぜなら経験が少ないからです。

『内からバットを出す』なんて言われても未経験者が聞いても意味わかりませんよね。

感覚的なことを言われても実際はなんとなくしか理解してないことが多いです。

オススメの指導方法

小学生はまだ子供です。

伝えたつもりでも伝わっていないこともよくあります。

どうやって教えればいいのか悩んでる方は、こういった指導をしてみてはいかがでしょうか。

魔法の言葉「3つのポイント」

野球は投げる・打つ・捕る・走るなど様々な動きをするスポーツです。

打つことだけ見ても足・膝・腰などの下半身の使い方から、お腹・肩甲骨・腕などの上半身の使い方まであります。

フォームを直してあげようとして一度にあれもこれも指導してては子供は理解出来ません。

あれもこれも色々なことを指導したい気持ちを抑えて『3つのポイント』だけを意識させるように指導してみましょう。

例えばバッティングで開くクセがある子供に対しては、

①踏み込み足を真っ直ぐに出す

②構えの時アゴは肩の上、振り終わりは逆肩の上

③打球を見ないでインパクトを見続ける

教えるのは3つまでに我慢します。

「1週間はこの3つだけ意識して振れるように」などと期間を決めてみましょう。

来週はさらに細かい内容を3つを教えるといった長期的に指導していく方法です。

今まで伝わらなかった内容でも3つだけなら子供は出来るようになろうと意識して練習に取り組みます。

まさに魔法の言葉です。

同じように投げる時はこの3つ、捕る時はこの3つといったように、それぞれ3つまでに抑えるように指導してあげます。

そしてその後に必ずやって欲しいことは、3つが出来るようになれば褒めてあげることです。

『3つ出来るようになって○○君のレベルは上がったから次のステップの3つを教えていくね』など子供が成長しているとわかるような伝え方も効果的です。

スマホを活用する指導法

スマホのカメラ機能を野球の指導に活用している方も多いです。

自分の中では指導されたことが出来ている感覚でいても、動画で客観的に見ると全く違う動きをしていることに気付くことがあります。

この気付きこそが重要です。

かなり大げさにやってみて、ようやく出来ているってことも多々ありますので、是非スマホをチーム練習の場でもどんどん活用していって欲しいです。

野球ノートの勧め

野球ノートに関しても書いている子供は多いです。

どんな形でもいいので野球ノートは書くようにしましょう。

夢に向かってやるべきことを書くこともいいですし見直すためのノートでもいいです。

書く目的は様々ですが私が思うことはノートを書いた分だけ試合の時に自信に繋がるからです。

自分はこれだけやってきたと証明出来るのはノートだけです。

我が家の野球ノート

①3つのポイントを箇条書きで書く

②練習した時の気付きを書く

③次に繋げる振り返りを書く

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野球未経験の親

野球未経験の親は知識がないから子供に教えれないといった悩みをお持ちの方もおられます。

逆に未経験だからこそ自分で勉強して、子供に情報を与えてあげるといった勉強熱心な親もいます。

自宅で練習していても、やり方が合っているのかわからない場合は、監督やコーチを頼ることです。

子供から監督やコーチにどのように意識して練習すればいいか3つ教えてもらうよう質問しましょう。

練習終わりに必ずノートにポイントだけ書かせます。

あとは親が3つのポイントを確認して、子供が練習の時に意識して出来ているかをチェックするだけです。

監督やコーチも子供から質問されたら必ず真剣に答えてくれるので大丈夫です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は指導方法について紹介していきました。

この指導方法は息子が小学2年生の時に実際に行っていた指導方法です。

まだ低学年だった息子になんとか理解させたいと悩んでいたときに考え出しました。

高学年になった今でも多くても3つまでしか指導しないようにしています。

同じように指導に悩んでる方は一度試してみてください。

他にも野球に関する情報を書いていますので是非またこのブログを読んで頂ければ幸いです。

良ければシェアもお願いします。

最後まで読んで頂きありがとうございました。



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